1958-10-22 第30回国会 参議院 商工委員会 第3号
○大竹平八郎君 滝田さんにお伺いいたしたいのでありますが、先ほど、いろいろお話がございました中に、私は聞き漏らしたのかもしれませんが、この中小企業によって経営をせられておりまする紡績会社、まあたとえば、これは俗に新々紡というかもしれませんが、まあ個々の従業者というものが、どのくらいいるかわかりませんが、二百に近い紡績連合会のうちに、この新々紡、いわゆる中小企業に属する紡績経営者というものは、相当おるんじゃないかと
○大竹平八郎君 滝田さんにお伺いいたしたいのでありますが、先ほど、いろいろお話がございました中に、私は聞き漏らしたのかもしれませんが、この中小企業によって経営をせられておりまする紡績会社、まあたとえば、これは俗に新々紡というかもしれませんが、まあ個々の従業者というものが、どのくらいいるかわかりませんが、二百に近い紡績連合会のうちに、この新々紡、いわゆる中小企業に属する紡績経営者というものは、相当おるんじゃないかと
団体交渉を強引にやりますことは、しかも中小企業者の方で十分な資力とか信用力、あるいは新しい技術、そういった力が十分整わないままに団体交渉ばかり前面に押し出したんでは、最初から中小企業者の方が負けることになりますし、またかりに中小企業者の力が強引ながら強かった場合は、大企業に向かってそういう無理な注文がきたときには一概にこれを受付けるわけにはいかないし、紡績連合会ではありませんが、紡績連合会式のものがそこに
金額が多くて悪ければ紡績連合会などが自家保険と称して互いに金を積んで、あれは御承知の通り大火等が多いのでございます。そういうふうに類焼がないというところから大きな金額をもって紡績連合会が共済組合をやった時代もあるのであります。外国にも大きな工場は大きな工場同士で共済組合をやっておる例はたくさんあるのでございます。
加藤君もよく御承知の通り、戦前におきまして、中小企業、特に綿業等におきまして、紡績連合会と細工連との間における協力がうまく行って、そうして日本の綿業が非常に発達した過去における経験をわれわれは持っております。
たとえて申しますならば、そば屋の全国的な値段の取りきめあるいは地域的な取りきめを、独禁法違反として処罰する、あるいはふろ月も理髪屋もというように、単に法規的に形式的に、地域的なあるいは全国的な協定について、非常にシビヤーに独禁法を適用される反面におきましては、通産大臣の勧告さえあれば、紡績連合会の、いわゆる加盟大生産者におきまする協定などは、これは明確に独禁法に違反をしておりましても、今日法の運用を
そこで紡績連合会加盟の大紡績のように兼業状態にあるものについては、私は比較的問題はないと思う。しかし必ずしもそういう業態ばかりでなく、特定物資を輸出するについて、自分の工場に能力が足らぬ。
かような点から考えますると、これらの独占禁止を緩和すべし、あるいは廃棄すべしと主張しておる団体においては、経済団体連合会にしましても、紡績連合会にいたしましても、自由党に対して巨大なる政治献金を行つておることは、公に発表されたる事実であります。
なお根本策としましては、これも率直に申し上げておきますが、昨日来紡績連合会の方々が見えておりますので、私どもよく相談をいたしまして、ああいう老練な人々がどういうふうに持つて行くのが一番いいか、こういう問題について御意見を聞いた上で方針をきめたいと、かように考えている次第であります。長谷川君の仰せのごとく、現状についてはこのままではいかぬということは私ども痛切に感じております。
中小企業等協同組合法による組合は、公取がこれを黙認するという形でありまするが、この法律におきましては調整組合の組合員に、たとえ紡績連合会加盟の会社の兼営工場といえども入ることができるので、若し入らん場合においての問題なんであります。入つて他の中小企業者と一緒に業界全般のための必要にして最小限度の犠牲をこれは共々に忍んで頂かなければならん。
紡績連合会所属の紡績会社なども入り得ると、そういうのでありますが、まあ会費も要ることだろうし、普段は必要のないことであるから、まあ大概入らないだろうと思いますから、まあ組合員になつて見れば無論こういう懸念は要らない、入らないところもあるだろうとこう思うものですから、ちよつとその点を心配したわけであります。まあそういうふうなお考えでしたら万般間違いはないだろうということを期待しつつ終ります。
戰前におきましても、紡績連合会の歴史は、作り過ぎては操短を繰返した歴史でございますが、それはいずれも自主的に行われたものでございました。ところが今日こうした大幅の操短を而も公式的に政府が勧告したのは、今度が初めてでございます。操短勧告が独占禁止法に触れるとか触れないとか申します議論は、今日暫らく措くことといたします。
○池田国務大臣 その問題につきまして今日紡績連合会の連中と会つておつたので、ここへ来るのが遅れたのですが、まず昨年からの痛手を直して行こう、商社の問題でありますが、これは大体片づきました。
そこでどうしてもこの点をもう少し改善いたしたいというふうに考えまして、先般も紡績連合会に対しまして機屋のほうから切、符を提示したなら必ずしも糸屋を通ずる必要はないんじやないか。紡績のほうでその切符に対して即時に販売するような方法をとつて貰いたいということを強く実は勧告いたしたのであります。